ピカチュウは、ポケットモンスターシリーズに登場するテンプレート:NUMBEROFPOKEMON種のポケモンのうちの一種。最初に選ぶ3種類のポケモンではないが、アニメでは主人公のパートナーとなるなど、その愛らしいルックスから人気が出て、日本国内外問わずポケモンを象徴するキャラクターとなった。
特徴[]
齧歯類をモチーフとしたポケモン。分類は「ねずみポケモン」とされるが、ネズミよりもむしろ、ハムスターやリスのような、頬袋のある動物をイメージしている[1]。
ポケモン図鑑に記録されている標準的な体長は0.4m、体重は6.0kgである[2]。体毛は黄色・背に茶色の縞模様があり、耳の先端が黒い。また、尻尾は稲妻のようなギザギザの形をしており、付け根は茶色くなっている。メスは尻尾の先端が二股に分かれている[3]。ただし外見上の性差は『ダイヤモンド・パール』で初めて表現されたので、それ以前の作品では見られない。頬には赤斑点に見える「でんきぶくろ」と呼ばれる、電気を生成するための器官が備わっている。
戦う時は体当たりをしたり、尻尾を叩きつけたりする他、この「でんきぶくろ」で作られた電気を放出して相手にぶつける「10まんボルト」や「かみなり」で相手を攻撃する。尻尾を掴まれることを嫌い、無闇に引っ張る者には噛み付くこともあるという。硬い木の実でも、電撃で焼いて柔らかくしてから食べるという知恵も持っている。また、電気ねずみと呼ばれると機嫌を損ねることも。また、何匹か集団でいるとそこに猛烈な電気がたまり、稲妻が落ちることもあるらしい。
名称[]
田尻智の日本国外におけるインタビューによれば、ピカチュウの名前の由来は光が弾ける時の「ピカ」と、ネズミの鳴き声の「チュウ」の組み合わせである[4]。一方、デザイナーのにしだあつこはリスをイメージしてデザインし、「チュウ」は響きで付けただけであり、ねずみポケモンと後付けしたのは田尻であるとしている[1]。
多くの登場キャラクターやポケモンの名前が日本版と日本版以外では異なる中にあって、ピカチュウは表記は違えど万国共通で発音が「ピカチュウ」である。これは日本側が全世界でピカチュウの名称を統一するよう要請したためである。鳴き声も世界共通であり、現在はアニメ・ゲーム共に声優の大谷育江である。
英仏独で"Pikachu"[5]テンプレート:Refnest、中国語簡体字で「テンプレート:Lang」[6](普通語/ピン音:テンプレート:Unicode)、広東語で「テンプレート:Lang」[7](改Yale式:Beiテンプレート:Supkaテンプレート:Supchiuテンプレート:Sup)、韓国で「テンプレート:Lang」[8](Pikachyu)、アラビア語では「بيكاتشو」(bi:ka:t'shu:)と表記される。
ゲームでのピカチュウ[]
RPG本編でのピカチュウ[]
ピチューが十分になついた状態でレベルアップすると進化するほか、カントー地方のトキワの森などで野生の個体が手に入る。
アイテム「かみなりのいし」を使用することでライチュウに進化する。比較的「こうげき」「すばやさ」が高い反面、「ぼうぎょ」「とくぼう」といった防御面の能力は低い。「とくこう」は「こうげき」に比べれば平均的。
『金・銀』からはアイテム「でんきだま」を持たせることで「とくこう」が2倍に上昇し、攻撃面に限っては進化後のライチュウをも超えることが出来る。『エメラルド』以降の作品ではこの「でんきだま」をピカチュウに持たせて育て屋に預けると、ピカチュウ系統のみが覚えられる技「ボルテッカー」を覚えたピチューのタマゴが入手できる。
『ピカチュウ』から『エメラルド』および外伝の『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』まで、レベルアップで覚える技は不変だった。
- 赤・緑・青
- 『赤・緑・青』では出現率こそ低いものの、序盤のトキワの森で登場する数少ないでんきタイプのポケモンである。
- ピカチュウ
- 『ピカチュウ』バージョンでは最初にもらうポケモンとなっている。ただし野生のポケモンとしては出現しなくなって、このバージョンで入手できるのは1匹だけである。
- このピカチュウは鳴き声に大谷育江の声が使用されているほか、モンスターボールに入らない・「かみなりのいし」による進化を拒むなど、アニメ版の主人公であるサトシの手持ち個体の特徴が再現されている。
- また、レベルアップで覚える技も変更されて自力で「10まんボルト」を覚えるようになった他、「かみなり」を覚えるレベルも引き下げられた。これによってピカチュウ以前のバージョンからピカチュウとして使いやすくなった。
- さらにこのピカチュウはピカチュウだけに効果があるアイテム「でんきだま」を持っており、『金・銀』等のソフトで確認することができる。なみのりを覚えたピカチュウ(最初にもらったものでなくてもよい)がいればミニゲームに挑戦できる。
- ルビー・サファイア・エメラルド
- 『ルビー・サファイア・エメラルド』ではサファリゾーンで入手する事が出来る。捕獲したピカチュウは稀に「でんきだま」を持っていることがある。
- ダイヤモンド・パール・プラチナ
- 『ダイヤモンド・パール・プラチナ』では212番道路にあるポケモン屋敷の裏庭に出現する。
- 同作からはレベルアップで覚える技がいくつか増え、「でんきだま」で「こうげき」も上昇するようになった。
- また、ゲーム中ではピカチュウのコスプレをした「ポケモンごっこ」というトレーナーが登場する。
- ハートゴールド・ソウルシルバー
- 『ハートゴールド・ソウルシルバー』では『金・銀・クリスタル』で簡略されていたトキワの森が復活したことで、『赤・緑・青』と同様に出現率は低いが出現するようになっている。
- またポケウォーカー用のお出かけコースの中では通常プレイで出現する「リゾートち」に加えて、Wi-Fiコネクションや一部店舗において限定配信された「きいろのもり」及びポケモンセンターで配信された「おかいもの」にも登場する。
- 「きいろのもり」で出てくるポケモンはピカチュウのみだが、通常のプレイでは覚えられない・覚えるのが困難な技を覚えたピカチュウと出会うこともできる。「おかいもの」はピカチュウ以外にも、全国のポケモンセンターにゆかりのあるポケモン等が登場する。
- また、前作『ファイアレッド・リーフグリーン』の主人公であるレッドが先発として使用するポケモンでもある。レベルは88と彼の手持ちポケモンの中で最も高く、更に「でんきだま」を所持している強敵。
- また、このピカチュウはアニメ版におけるサトシのピカチュウと同じ技構成になっている。
- ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2
- 『ブラック・ホワイト』、『ブラック2・ホワイト2』では道路通し番号のリセットなどが行われるなど設定自体がこれまでのシリーズと大きく異なる作品でもあるため、現時点の本編作品では唯一ストーリー中に野生の個体が一切登場しない作品となっている。ただしNPCが連れ歩いているものや街のオブジェ、Cギアのスキンなどでその姿を見ることは可能である。
- また、エンディングを迎えた後に『ダイヤモンド・パール・プラチナ』『ハートゴールド・ソウルシルバー』で入手した個体を連れてくることができる。
- なお「ポケモンドリームワールド」の紹介記事では開発中の画面に登場しているものの、2011年現在は同サイト内でピカチュウが出現することはない。
- 2011年夏のイベントでは隠れ特性「ひらいしん」と道具「でんきだま」[注釈 1]を持ち、さらに通常覚えられない「うたう」を覚えた「うたうピカチュウ」が『ブラック・ホワイト』向けとしては初めて配信された。
- X・Y
- 『X・Y』では初代の赤・緑同様に序盤であるハクダンの森や3番道路で出現する。また、この作品から『ピカチュウ』版同様、鳴き声に大谷育江の声が使用されている[注釈 2]。
- 覚えることのできる技が変更され、「アイアンテール[注釈 3]」等が覚えられなくなっている。
- オメガルビー・アルファサファイア
- 『オメガルビー・アルファサファイア』にも登場。上記同様、鳴き声に大谷育江の声を使用。また、主人公が「ポケモンコンテストライブ!」に初めて参加すると、「おきがえピカチュウ」という特別なピカチュウを入手出来る。しっぽの先に黒いハートマークが付いている。コンテスト会場の控室にある「衣装ケース」で、コンテストの5つのタイトルにそれぞれ対応した姿に着替えることが出来る。また、着替えた際に通常では覚えられないかつ各タイトルに対応したわざを覚えることが出来る。
- 「おきがえピカチュウ」は通常のピカチュウとは仕様が異なり、かみなりのいしでライチュウに進化する事ができず、育て屋に預けてタマゴを作る事もできない。
- 着替えられる姿は以下の通り。
- ハードロック・ピカチュウ
- ロックンロールな衣装を身にまとったヘビメタ風のピカチュウ。「かっこよさ」をアピールし、「コメットパンチ」を覚える。
- マダム・ピカチュウ
- 白と青のコスチュームを纏い、お嬢様風のピカチュウ。まつ毛がある。「うつくしさ」をアピールし、「つららおとし」を覚える。
- アイドル・ピカチュウ
- ピンクのドレスとリボンを付けた、今どきのアイドルスタイルのピカチュウ。まつ毛が二本になり、瞳もより輝いている。「かわいさ」をアピールし、「ドレインキッス」を覚える。
- ドクター・ピカチュウ
- 白衣と瓶底眼鏡、博士帽を被った教授風のピカチュウ。白衣のポケットにお菓子が入っている。「かしこさ」をアピールし、「エレキフィールド」を覚える。
- マスクド・ピカチュウ
- 覆面をつけたプロレスラー風のピカチュウ。「たくましさ」をアピールし、「フライングプレス」を覚える。
- サン・ムーン
- Zクリスタルの一つである「ピカチュウZ」を「ボルテッカー」を覚えているピカチュウに持たせると、専用Zワザ「ひっさつのピカチュート」を使用することができる。また、2017年の劇場版『キミにきめた!』の前売券特典として、6種類の姿の「サトシのピカチュウ」が配布された。アニメ版の主人公サトシの帽子を被っており、配布時に覚えている技も、それぞれアニメ内で覚えている技と同じ。これらの個体は「10まんボルト」を覚えている状態でZクリスタルの一つである「サトピカZ」を持たせると、専用Zワザ「1000まんボルト」を使用することができる。
- オリジナルキャップ
- 初期シリーズ(無印)のサトシの帽子を被ったピカチュウ。
- ホウエンキャップ
- 『アドバンスジェネレーション』(AG)のサトシの帽子を被ったピカチュウ。
- シンオウキャップ
- 『ダイヤモンド&パール』(DP)のサトシの帽子を被ったピカチュウ。
- イッシュキャップ
- 『ベストウイッシュ』(BW)のサトシの帽子を被ったピカチュウ。
- カロスキャップ
- 『XY』のサトシの帽子を被ったピカチュウ。
- アローラキャップ
- 『サン&ムーン』(SM)のサトシの帽子を被ったピカチュウ。
- キミにきめた!キャップ
- 『キミにきめた!』および『みんなの物語』のサトシの帽子を被ったピカチュウ。同映画で配布される「ポケモンガオーレ」のディスク記載のQRコード(『サン・ムーン』では読み取ることができない)を読み取る事で、『ウルトラサン・ウルトラムーン』でこのピカチュウを手に入れる事が出来た。
外伝作品でのピカチュウ[]
『ポケモンスタジアム』ではリーグ戦の最終戦に出場させてクリアすることで、「なみのり」を覚えさせる事が出来る。
『ポケモンコロシアム』では主人公のパートナー・ミレイの祖父ローガンのパートナーとして登場、バトルシーンを見ることが出来る。シャドー戦闘員のコワップと孤軍奮闘するも、相手のダーク・ポケモンであるカポエラーに負けてしまう。また、予約特典の拡張ディスクを所持していて特定の条件を満たすと、「でんきだま」を持ったLv10のピカチュウを入手することができる。
『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズでは主人公およびパートナー候補(パートナーとして選んだ場合の性別はアニメに登場するサトシのピカチュウと同じくオスで一人称も「ぼく」)のポケモンの一種として登場する。攻撃わざの少なさをサポートわざの豊富さで補っている。しかし、レベル1の時の能力がHPを除いて全て1、レベル100になってもHP以外のステータスはピチューを下回っておりステータス面を見ればポケモンの中心キャラとは思えない冷遇ぶりでもある。しかし2マス先の敵を攻撃できる「でんこうせっか」、部屋全体の仲間を倍速にする「こうそくいどう」、『時の探検隊・闇の探検隊』では部屋全体の敵を攻撃できる「ほうでん」など、当ゲームにおいて非常に役に立つ技を覚えたり、弱点も少なくレベルアップによる能力の伸びも良いことから、『時の探検隊・闇の探検隊』の主人公・パートナーポケモンのなかではトップクラスの強さを持つ。
また、『ピカチュウげんきでちゅう』や『ポケモンチャンネル 〜ピカチュウといっしょ!〜』、『ポケパークWii 〜ピカチュウの大冒険〜』といった派生作品において主役を飾った。
『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』ではバトルポケモンの1匹。一部のモーションで鉄拳シリーズの主人公の1人、三島平八の格闘技を使用する。また、今作では「マスクドピカチュウ」というメスのピカチュウも使用可能で、性能は大きく異なっている。
スマートフォン用アプリ『Pokémon GO』では『ピカチュウ』版及び『X・Y』以降の作品同様に鳴き声に大谷育江の声が使用されている。野生時の出現率が他のポケモンに比べて低くなっている。また達成率を示す「メダル」の1つとしてピカチュウの捕獲数によって得られる「ピカチュウだいすきクラブ」が用意されている[9]ほか、相棒ポケモンにピカチュウを選んだ場合、最初の時点ではトレーナーの横に並んでいるのが、10キロメートル歩くと肩に乗るようになる[10]。
『名探偵ピカチュウ』では人語を理解し、主人公のティムと会話をすることが出来る。だがティム以外の普通の人にはポケモンとしての鳴き声にしか聞こえない。声は大川透。
大乱闘スマッシュブラザーズでのピカチュウ[]
『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』ではマリオやリンクなどと共にシリーズ全作で初期キャラクターとして登場。声優はサトシのピカチュウと同じく大谷育江が担当。
色変え時の体色の変化は控えめで、帽子やバンダナなどを装着する。この中にはポケモンシリーズの主人公が被っていたものも含まれている。
全編を通してスピードキャラ的な位置付け。とはいえ、それほど制御が難しいわけではなく、比較的初心者でも扱いやすいキャラクターとなっている。スピードで相手を圧倒しながらダメージを蓄積していくのが基本戦法。必殺ワザ「でんげき」の存在が大きく、牽制としても優秀。上必殺ワザ「でんこうせっか」や横必殺ワザ「ロケットずつき」は復帰に使え、慣れてしまえば確実に復帰可能。投げ技からのコンボが繋がりやすかったり、体格が小さいため攻撃が当たりにくいのも長所。また、下必殺ワザ「かみなり」は作品を追うごとに当たり判定・ふきとばし力が強化されており、最大の武器となる。
一方でふきとびやすく、技のリーチも短い。スマッシュ攻撃・メテオ攻撃は当てにくく、ふっとばし能力はイマイチ。ある程度使える(当てられる)技が限定されており、逆転負けの可能性が高いのが短所。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』より登場した最後の切りふだは「ボルテッカー」。あらゆる地形を貫通して10秒間ほど自在に動け、攻撃ボタンを押すと放電して攻撃範囲が広がる。全キャラの切りふだ中でトップクラスの攻撃力を誇るが、制御に難がある。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』ではふっとばし力が抑えられたが制御しやすくなり、相手を場外へ追い出す戦法が可能になった。ただし、場外で切りふだが解除されると無防備になる。
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではカラーバリエーションとして、メスのピカチュウやマスクド・ピカチュウを選択できるようになった。また、最後の切りふだ「ボルテッカー」の仕様が変更され、無防備に落下するリスクがなくなった。
アニメでのピカチュウ[]
アニメではサトシのピカチュウ以外の別個体のピカチュウが出ることは少ない。しかし、ゲストとして登場した時には重要な役割を果たしていることが多い。
各トレーナーのピカチュウ[]
- サトシのピカチュウ
- アニメでは主人公サトシの1番のパートナーである。最初は仲が悪かったが徐々に仲良くなった。声優は大谷育江。
- レオン(ヒロシのピカチュウ)
- サトシのライバルの一人、ヒロシも「レオン」というニックネームのピカチュウを持っている。前髪がハネているのが特徴。声優はこおろぎさとみ。後に「レオン」もサトシのピカチュウと同様特別扱いになってきている。
- マイケル(ビンセントのピカチュウ)
- 無印68話『なみのりピカチュウのでんせつ』では、サーファーのビンセント(声 - 中田和宏)のポケモンとして、「マイケル」と言うニックネームの、目の青い老齢のピカチュウが登場した。「マイケル」は20年前にビンセントによって海を漂流していたところを助けられた。20年に一度やってくる「ビッグチューズデー」と呼ばれる大波が来るのを予知する能力を持っており、これによりビンセントは「ビッグチューズデー」に乗ることが出来た。なお、サトシのピカチュウと共にムサシ達に狙われたと事があった。声優は坂本千夏。
- シュガー(アマノのピカチュウ)
- DP24話『対決! サトシ対ピカチュウ!?』にてアマノ(声 - 寺内よりえ)のポケモンとして登場。ケーキ作りの為に強力な電撃を必要としていた事から一人修行の旅に出ていた。現在はライチュウとなって再び一緒に暮らしている。尻尾を使って頭をかくのが特徴。
- デンジのピカチュウ
- DPにてジムリーダー・デンジの幼少期からの手持ちポケモンとして登場。現在はライチュウに進化している。
- アユミのピカチュウ
- BWデコロラアドベンチャーの特別編(デント回)にて登場。こちらは尻尾がハート型になっていることから♀である。声優は伊瀬茉莉也。
- 鏡像のサトシのピカチュウ
- XY36話『うつしみの洞窟! 鏡の国のサトシとサトシ!?』にて登場。鏡像のサトシのパートナー。XY当時の本物のサトシのピカチュウとは逆にやんちゃでやや気性の荒い性格をしており、無印初期の本物の性格に近くなっている。声優は本物のサトシのピカチュウと同様大谷育江。
- フランクのピカチュウたち
- XY78話にて登場。沢山のピカチュウが登場している他にゲーム版『オメガルビー・アルファサファイア』に登場した「おきがえピカチュウ」という特別なピカチュウ5匹が登場。マダム・アイドル・ドクターのピカチュウには本来のメスの個体のしっぽの先に黒いハートマークが付いている(ハードロックとマスクドのピカチュウはオスの個体と同じしっぽ)。声優は全てサトシのピカチュウ役の大谷育江だが、劇中映画の吹き替えによる台詞シーンでは担当声優は異なる(ハードロック・ピカチュウは三木眞一郎、マダム・ピカチュウは伊東みやこ、アイドル・ピカチュウはかないみか、ドクター・ピカチュウは林原めぐみ、マスクド・ピカチュウは石塚運昇)
- トンガリ(ジミーのピカチュウ)
- XY&Z22話にギタリストジミー(声 - 下野紘)のポケモンとして登場。モヒカンのような前髪が特徴。使用技は「10まんボルト」「でんこうせっか」「かみなりパンチ」「あなをほる」。声優は小桜エツコ。
- ピカーラのピカチュウたち
- SM91話で、ピカーラ(声 - 藤田咲)とともにピカチュウのたにで暮らしている大量のピカチュウが登場。個体ごとにニックネームが付けられているほか、一部はゲーム『Let's Go! ピカチュウ』で可能となった髪型のアレンジがなされている。このうち、前髪が丸まっている♀の「クリン」と、色違いでツッパリ風の髪型をした♂の「バンチョー」がサトシのピカチュウとともに話に大きく関わる。終盤ではバンチョーがひっさつのピカチュートで、たにを襲撃しにきたムサシ達を撃退している。声優はクリンが藤田ニコル、バンチョーが陶山章央、その他のピカチュウがかないみか、藤村知可、真堂圭、菊地瞳。
野生のピカチュウ[]
無印38話「ピカチュウのもり」では野生のピカチュウの群れに遭遇した。ピカチュウの群れは初めはサトシのピカチュウを敬遠していたが、サトシのピカチュウが群れの一匹である小柄なピカチュウを助けたことから、ピカチュウとサトシ達が森を抜ける際にエールを送った。声優は西村ちなみ、川田妙子など。
その他のアニメのピカチュウ[]
- 無印2話「たいけつ! ポケモンセンター!」では、ロケット団によってポケモンセンターが停電になった時、数匹のピカチュウが非常時の電力源として放電をするシーンが見受けられる。
- 無印15話「サントアンヌごうのたたかい!」では、サントアンヌ号の中でロケット団とのバトル中に、サトシのピカチュウを含めた数匹のピカチュウが連携して攻撃するシーンが見受けられる。
- 無印37話「メタモンとものまねむすめ」では、モノマネハウスのオーナー、イミテのメタモンがピカチュウに変身し、サトシにも本物がどちらだか分からなくなる。声優は三石琴乃。
- 無印55話「ポケモンけんていしけん」では、コジロウの貸し出しポケモンとして登場、コジロウは自信満々で電撃技を命令するも、試験官のゴローンには通用せずに敗れる。さらに、本人は他の2匹を出す反則行為で失格となった。
- 無印243話「ポケモンまほうでだいへんしん!?」では、魔法使いのリリー(声 - 釘宮理恵)の魔法が失敗したことで、サトシがピカチュウに変身してしまうシーンがある。
- 『ポケモン不思議のダンジョン 出動ポケモン救助隊ガンバルズ!』では、原作のディグダの代わりとしてエアームドに連れさらわれていた。声優は半場友恵。
- DP56話「ミカルゲの要石!」では、大昔に暴れていたミカルゲを封印し、村を救ったとされている「伝説の勇者」の手持ちポケモンとしてピカチュウが挙げられている。
- XY78話では映画撮影用にサトシのピカチュウやおきがえピカチュウの他にも大量のピカチュウが登場した。劇中映画における一部のピカチュウの吹き替えによる台詞はセレナとユリーカが担当している(他のピカチュウの台詞についてはアニメ内では誰が担当しているか不明)。なおサトシのピカチュウはスーパー・ピカチュウとして登場している(劇中映画の吹き替えによる台詞も大谷育江が担当、アニメ内にもスーパー・ピカチュウの声を吹き込んでいる女性が登場している)。
- Webアニメ『ポケモンジェネレーションズ』第1話にて、少年トレーナーのポケモンとして登場。声優は吹き替え版・英語版と共に折笠富美子が担当している(海外でピカチュウの声優が大谷以外で共通されているのが初)。
- 劇場版『キミにきめた!』では終盤で初めて人話を喋るシーンがあり、ピカチュウがモンスターボールに入りたくない訳をサトシに伝えた。
アニメ放送の影響[]
アニメが放送された際、主人公のサトシが最初にもらって、物語の中心的存在となったことをきっかけに、小中学生を中心に絶大な人気を得た[11]。のちにピカチュウを扱ったキャラクター商品が多数発売されるなど、ポケモンを象徴する存在となり、やがては任天堂や、さらには日本のゲームというもの全体を象徴するシンボルのように扱われるようになり、社会現象を巻き起こすこととなった。その厚遇ぶりは、劇場版ポケットモンスターシリーズの名称が「ピカチュウ・ザ・ムービー」とされていることからも伺える。
万国共通で発音が「ピカチュウ」であり、またアニメ版の声優も日本側の要請でごく一部の作品を除き、大谷育江の声がそのまま使用されている。このためアフレコ時には大谷のピカチュウのみ別録りとなっている[注釈 4]。大谷が一時休業した際も、大谷が声優を担当していたマネネには代役が立てられた中、ピカチュウの声は過去の音声のサンプリングで対応された。
初期のデザイン(原作及び初期のアニメ版)のものと現在のものでは顔つきや体つきが多少異なり、当初はもっと肉付きがよく、二 - 三頭身だった。しかしアニメの放送が続くにつれ次第に細身になり三 - 四頭身になっていった。このようなデザインが一般に定着したこともあり、その後ゲームの方でもアニメ版のデザインが取り入れられるに至った。
ポケモンカードでのピカチュウ[]
ポケモンカードではピカチュウのカードは種類が多く、一番はじめに『月刊コロコロコミック』の付録としてプロモカードがプリンと一緒に配布された。
第1弾、第2弾「ジャングル」と連続で登場した数少ないカード。「なみのりピカチュウ」や「そらをとぶピカチュウ」など、後の新バリエーション(「わるい」シリーズやPCGのδ種など)の先駆け的なものがある。なお、「なみのりピカチュウ」はみず属性デッキにエネルギーの色を増やすことなく入れることができるでんきポケモンとして、「そらをとぶピカチュウ」は通常は弱点となっているかくとう属性に抵抗力を持つでんきポケモンとして重宝された。ただし、これらはライチュウにはしんかできない。
第1弾のピカチュウのHPは40。攻撃技はかじる(攻撃力10)、でんげき(攻撃力30、コイントスをして裏が出たら自分に10のダメージ)である。DPt2-B「時の果ての絆」でイラストを変更した上で再録された。
2009年1月現在、公式大会で使えるカードは次の通り。()内はプロモカードのコレクションナンバー(通し番号)。
- ポケモンカードゲームDP
- DP2「湖の秘密」&構築ハーフデッキ「攻めのラムパルド」 DPBP#026
- 湖- 収録版と攻めの- 収録版でイラストが異なる。テキストはピチューから進化すれば使えるポケパワー「エレリサイクル」(トラッシュから雷エネルギー1枚を取り出し自分に付ける)と攻撃ワザのコインを投げて表なら追加ダメージの「ピカピカ」。湖- 収録版は2007年7月実施分の「とりかえっこDP」の引換プロモカード (048/DP-P)、攻めの- 収録版は『バトルロードサマー 2007』の公式大会参加者へのプレゼント (057/DP-P) にもなった。
- 『バトルロードスプリング 2007』公式トーナメント予選参加賞
- プロモーションカード (025/DP-P)。自分の番の終わりにダメージカウンターを1個取り除くきのみ「オレンのみ」が特徴。
- エントリーパック'08 DX (08DX)
- 「ボルテッカー」が使える。必要エネルギーは雷1個、無色2個と比較的軽く、ペナルティも「自分に10ダメージ」と控えめになっている。「バトルロードスプリング★2008」特設サイトのアンケートで応募すると抽選でもらえるプロモカード (095/DP-P) にもなった。また、同イベントの一部会場の中止に伴い、「ポケモンだいすきクラブカード」の期間限定入会記念プレゼントにもなった。
- ポケモンセンター10周年記念オリジナルカード<第1弾>
- プロモーションカード(098 - 102/DP-P)。ポケモンセンター各店がバックになっており、各店で別のイラストのカードが配布された。ポケモンセンターらしい「おかいもの」というワザを覚えている。
- 拡張パック「破空の激闘」 024/092
- 草の上で遊ぶかわいいピカチュウのイラストが特長。「ピチュー」から進化していたなら、次の相手の番、自分はワザのダメージや効果を受けない「スピードボルト」が便利。
- 映画公開記念 プレミアムシート2008
- LV.Xのような豪華なキラカード。「なかまをよぶ」を覚えている。
- 「ポケモンカードゲーム コレクションチャレンジ」配布カード
- プロモーションカード(113/DP-P)。「ポケットモンスタープラチナ クイズラリー」で配布される。ワザ「まひまひ」が特長。
- DP2「湖の秘密」&構築ハーフデッキ「攻めのラムパルド」 DPBP#026
- ポケモンカードゲーム公式「カードけんさく」よりピカチュウのカードのみを抽出
漫画でのピカチュウ[]
『ポケットモンスターSPECIAL』ではレッドのポケモンとして登場。ニックネームは「ピカ」。また、同作のイエローも所持している。ニックネームは「チュチュ」。
その他の作品でも主人公のパートナーとして描かれる事が多い。穴久保版の漫画や『電撃!ピカチュウ』などがこれにあたる。他の作品でも必ずと言っても良いほどの比率で登場し、中には『ポケットモンスター PiPiPi★アドベンチャー』のように主人公を務める作品もある。
企画から生まれたピカチュウ[]
当初はカードゲームを中心とした企画だった「なみのりピカチュウ」や「そらをとぶピカチュウ」は、徐々に関連ゲームでも存在するようになった。「なみのりピカチュウ」はサーフボードに乗った姿、「そらをとぶピカチュウ」はいくつもの風船を使い空を飛ぶ姿で描かれており、企画当初の頃の『月刊コロコロコミック』での付属ステッカーでは、白い翼をつけているモノも見受けられる。
当初はこれらの特別なピカチュウを受け取る手段は抽選配布に限定されていたが、後の『ポケモンスタジアム』では、一定条件をクリアするとピカチュウが「なみのり」を覚えることができ、『ポケモンボックス ルビー&サファイア』では進化前のピチューが「なみのり」を覚えた状態で生まれてくるタマゴをもらうことができる。『ポケモンバトルレボリューション』では、エンディング後にショップに追加される「ひみつのおくりもの」を『ダイヤモンド・パール』に送ることでなみのりピカチュウを入手できる。また、ポケモンセンターヨコハマの移転時にも「なみのり」を覚えたピカチュウが配布されていた。
『ダイヤモンド・パール・プラチナ』発売後のイベントやキャンペーンでは、「プレゼント」や「あくび」を覚えたピカチュウがそれぞれ配布されていた。また、前述のとおり『ハートゴールド・ソウルシルバー』に付属するポケウォーカーのお出かけコース「きいろのもり」でも、「なみのり」「そらをとぶ」をはじめとする通常では覚えないワザを覚えたピカチュウを入手することが可能である。
派生作品においては、『ポケモンカードGB』では実際のカードと同じものがゲーム内のイベントで手に入る。『ポケモンスナップ』では条件をクリアすると「そらをとぶピカチュウ」を撮影することができるようになる。ポケモンカードゲームDPt2-B「時の果ての絆」では最高レアリティではあるが「なみのりピカチュウ」「そらをとぶピカチュウ」が再録された。
その他・現実世界におけるピカチュウ[]
交通[]
- アニメ版の製作会社の1つにジェイアール東日本企画があるため、同社の親会社・JR東日本のイベントや宣伝にピカチュウが登場することもしばしばある。
- 特に毎年夏には首都圏を中心にポケモンスタンプラリーが行われ、過去には山手線やグループ会社である東京モノレールにピカチュウをはじめとするポケモンのステッカーが貼られた電車が走行していた。また、2008年以降の夏休み期間中に同社の東北・上越新幹線をはじめとする各新幹線を走行する各車両にも同様のラッピングが行なわれていたこともある。
- 大船渡線で運行しているPOKÉMON with YOU トレインが2017年にリニューアルされた際、「親子でピカチュウと楽しむ列車」をコンセプトとして車両の内装・外装がピカチュウをイメージしたものに変更された[12]。
- 全日本空輸が運航していたポケモンジェットの全てにピカチュウが描かれていた。「ピカチュウジャンボ」と呼ばれる、機体全体がピカチュウカラーに塗られた特別塗装機も存在していた。
- 名古屋鉄道ではポケモン映画公開に関するキャンペーンで、毎年夏に2000系電車などに、ピカチュウを含むポケモンのキャラクターがラッピングされている。
- 2014年3月31日から三重交通でピカチュウのデザインをあしらった電気バスが運行を開始した。伊勢営業所に所属しており、外宮内宮線限定で運行されていたが[14]、2017年2月26日限りで運行を終了した。現在はピカチュウを含むでんきタイプのポケモンのラッピングに貼り変えられている。[15]
雑誌掲載[]
- 1999年、タイム誌アジア版の「The Best People of 1999」[16]の第2位にピカチュウが選ばれた。1位はリッキー・マーティン。
- タイム誌の国際版でも表紙を飾る快挙を果たした[17]。ただし、その時に中心に据えられたのはピカチュウではなくニョロゾである。
- 2003年、フォーブス誌が発表した「2002年に(世界で)最も稼いだ架空のキャラクター」[18]の8位にピカチュウがランクインした。なお、背景となる物語・原作が存在する架空の人物・キャラクターのランキングで、バービーやハローキティ等の商品用に作られたキャラクターは除外されている。2004年にも2003年と同様のランキング[19]が発表され、10位にランクイン。
メディア[]
- テレビ東京には局としてのマスコットキャラクターが長らく存在しなかったため、テレビ朝日におけるドラえもんと同様にピカチュウがその役目を果たしており、2000年のシドニーオリンピック以降は、同局のオリンピック取材団が着用する取材団用バッジにも採用されている。その後、局独自のキャラクターが発表されたが、それ以降も取材団用バッジにはピカチュウがデザインされている。このバッジは、現地での取材協力のお礼や他国メディアとの交換にも使われているが、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、配布用に2,000個のバッジが持ち込まれたが、人気のあまり開催前に無くなってしまう事態になっている。
- Microsoft IME 2002で、変換モードを「話し言葉優先」にして「ぎれ」または「ぎぇ」という文字列を変換すると、「ピカチュウ」という変換候補が出てくる。これは盗用を発見するための一種の「透かし」であると考えられ、語源としてはポケモン関連の著作のある作家Gille Myotisの名前が有力。他にも任天堂内でのピカチュウのコードネームという説もある。これはWindows Vista以降やMicrosoft Office 2003以降上では確認されていない。
- オランダのトラックメーカーがピカチュウの声をサンプリングしたエレクトロニック・ダンス・ミュージック曲『Pikachu』(Oliver Heldens, Mr. Belt & Wezol, Spinnin Records, 2014)をリリース。
- 2019年放映予定の実写映画『名探偵ピカチュウ』ではライアン・レイノルズが声を担当。原作ゲームの設定通り一般人にはポケモンの鳴き声として聞こえる設定であり、そちらの鳴き声は大谷育江が担当している。
人物[]
- 美輪明宏は地毛を黄色に染めている事に引っ掛け「前世はピカチュウ」と発言している。また、大沢悠里は自身がMCをつとめる大沢悠里のゆうゆうワイドの名物企画「お色気大賞」で子供が登場する色艶話にピカチュウを登場させていた。以上の事からわかるように、高年齢の放送関係者の間でも知名度が高い。
- 佐々木主浩がシアトルマリナーズに入団した際、マリナーズの共同オーナーでもあった任天堂の山内溥は「大リーグのピカチュウになってほしい」とコメントしている。
- 竹下佳江(2005 - 2006年全日本女子バレーボールチーム主将・JTマーヴェラス所属)は海外メディアのインタビューで「体型や素早い動きがピカチュウのようだ」と言われ、バレー界のピカチュウとして人気を博している。
- ブラジルのサッカー選手・ヤーゴ・ピカチュウは、幼少期に名付けられたニックネーム「ピカチュウ」をそのまま登録名として使用している。ブラジルでは父親と母親の名前を両方受け継ぐケースが多く、本名が長くなることや、同じ名前の人物が多いことから、愛称を登録名とする選手が多い。
- 2003年2月18日に放送された「『ぷっ』すま」の記憶力絵心クイズで草彅剛が書き下ろしたピカチュウの絵は、他の回答者が比較的まともな描写の中、一人だけ「切れ目の不気味な魔物」のような絵を描いたがため、出された瞬間にゲストの坂下千里子が恐怖のあまりに絶叫し、司会錦野旦を「バカにしているのか」と激怒させ、ナレーション(伊津野亮)には「子供たちの敵」「悪魔の化身」と酷評された。現在、この絵は彼の画伯としての代表作(迷作)としてしばしばバラエティ番組の名場面として取り上げられる。
ピカチュウの名を冠したもの[]
- 1998年8月27日(8月28日とする資料もある)に、アメリカのカンザス州にあるトピカ市で、ピカチュウのプロモーションイベントとして1日だけ市の名前が「トピカチュウ」(Topikachu)に変更されポケモンのおもちゃが配布されたり、パレードなどが行われた。このように、アメリカでもピカチュウの人気がすさまじいものであることが伺える。
- ウミウシの一種である「ウデフリツノザヤウミウシ」(学名:Thecacera pacifica)が、黄色い体色と先端が黒い角で、ピカチュウを思わせる外見であることから「ピカチュウウミウシ」という異名を持つ。
- 2008年7月20日、神経回路網形成に関わる新規細胞外マトリックス蛋白質をコードする遺伝子であり動体視力の情報を脳へ効率よく伝えるために必要と見られるリガンドを、大阪バイオサイエンス研究所がマウスで発見し、ピカチュウの動きが素早いことにちなんで「ピカチュリン(英語:Pikachurin)」と名付た。
- 2012年6月16日阪神5レースで「カシノピカチュウ」と名付けられた競走馬がデビュー。パドックではピカチュウに擬したメンコを装着し、そのレースで見事1着となった。
その他[]
- ポケットモンスターの代表とされるピカチュウだが、社内において実施された人気投票では、それほど上位に食い込むことはなかった。2016年に劇場版『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧のマギアナ』公開記念で行われた「ポケモン総選挙720」(ボルケニオンを除くカントー地方からカロス地方で発見されたポケモン720匹が対象)では4位だった<“ポケモン総選挙720”101位以下、720匹分の順位が全発表! - ファミ通.com 2016年8月23日。
- 読売新聞ではピカチュウを紹介するキャッチフレーズとして、『一念発起・いちねんほっき』(四字熟語)- 2012年10月22日の読売新聞・朝刊</ref>、『明朗快活・めいろうかいかつ』(四字熟語)が使用された。
- 2014年12月31日から2015年1月1日にかけて日本テレビ系列て放送された『絶対に笑ってはいけない大脱獄24時』の終盤において大勢のピカチュウの着ぐるみが登場した。その際、アニメ無印の初代オープニングテーマ『めざせポケモンマスター』がBGMとして流された。また、番組のエンドロールでは著作権表記のテロップが表記された。
- 2014年以降、毎年8月のお盆期間中に横浜みなとみらい21で「ピカチュウ大量発生チュウ!」が開催されており、同地域一帯にピカチュウの着ぐるみが大量に登場し、パレードやショーを行なうほか、様々なイベントが実施されている。横浜市によれば、2014年・2015年の2年間で延べ343万人を集客し、広告費換算で約8億円のPR効果があった。また、2016年には同市と株式会社ポケモンの間で2020年度までの協力協定を締結している.
関連項目[]
- 株式会社ポケモン
- ゲームボーイ
- ゲームフリーク
- クリーチャーズ
- 任天堂
- NINTENDO64 - 本体にピカチュウが描かれたNINTENDO64が存在する。
- ポケモン一覧
- ポケットモンスター ピカチュウ
- ピカチュウげんきでちゅう
- ポケモンセンター
- 電撃!ピカチュウ
- ピカチュリン
- にしだあつこ
- ヤーゴ・ピカチュウ
- YELLOW - 電気グルーヴのアルバム。ジャケットがピカチュウを連想させるデザインとなっている。
- ↑ 1.0 1.1 テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ Interview With Satoshi Tajiri :: PokeDream (日付不明、PokeDream)
- ↑ 英:テンプレート:Cite web
仏:テンプレート:Cite web
独:テンプレート:Cite web - ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 別冊太陽 ヒーロー、ヒロインの昭和史(平凡社、2000年)175ページ ISBN 4-582-94335-7
- ↑ テンプレート:Cite web
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- ↑ テンプレート:PDFLink
- ↑ テンプレート:PDFLink
- ↑ The Best People of 1999
- ↑ TIME Magazine Cover
- ↑ Top-Earning Fictional Characters
- ↑ Top Characters Gross $25B
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